ニキビに効く薬 その他

ニキビ専用の薬ではないものの、それぞれが持つ作用によって結果的にニキビの改善や予防に効果的な薬があります。入手しやすいものが多く、扱いやすいことが特徴です。ここでは、ニキビ専用ではないニキビに効果的な薬について解説します。

ヘパリン類似物質(成分名)

ヘパリン類似物質を含む知名度が高い商品は「ヒルドイド」です。本来、しもやけやケロイド、角皮症などの治療に使用されます。保湿作用があるため、乾燥が原因で皮膚のバリア機能が低下した場合に塗ることで、ニキビの発生や悪化の予防に役立ちます。また、血行を促進させる作用もあるため、肌に十分な栄養を送り届け、ターンオーバーを正常化する働きも期待できます。

主に、赤ニキビに効果があるとされています。副作用は少ないですが、赤みや発疹、痒みなどが現れることがあります。保険適用であるため、比較的治療に取り入れやすいことが特徴です。

ステロイド(成分名)

ステロイドを含む薬は保険適用であるため、多くの病院で処方してもらえます。強い抗炎症作用を持ち、短期間でニキビの赤みや腫れなどの炎症を鎮めることができます。炎症の重さに合わせて外用、内服、注射を選択します。紫ニキビの重症例では、ケナコルトというステロイドを患部に注射します。ただし、薬剤を必要以上に注入した場合には、患部が陥没してしまうことがあるため、十分な技量を持つ医師による施術を受けることが大切です。

ステロイドの副作用は非常に多く、中でも問題になるものが免疫力の低下です。感染症のリスクが高まったり、逆にニキビが悪化しやすくなったりすることがあります。また、外用薬を長期間に渡って使用した場合には、皮膚が萎縮したり薄くなったりすることもあります。

ステロイドをニキビの治療に使用するかどうかは、医師の考え方によって決まります。使用する場合においては、強い炎症を鎮めるために一時的に使用することが一般的です。なお、ステロイドを含むニキビ用の外用薬が市販されており、処方箋なしで入手できます。

白色ワセリン

乾燥は過角化に繋がります。そのため、普段から肌が乾燥しないよう対策が必要です。ニキビの悪化を防ぐことを目的として、白ニキビや黒ニキビに適用されます。皮膚から水分が蒸発するのを強力に防ぐことができます。

白色ワセリンは、ワセリンの中でも純度が高く、不純物が少ないため、肌に刺激を与えにくいものです。白色ワセリンの中でも、プロペト、サンホワイトP1は純度が高く、さらに低刺激となっています。通常の白色ワセリンではニキビが悪化したような場合には、プロペトやサンホワイトP1を使用するとよいでしょう。

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